写真 :伊雑宮御田植式
毎年6月24日、三重県志摩市磯部の伊雑宮では、勇壮な男たちが大団扇のついた忌竹(いみだけ)を奪い合う竹取神事、古式ゆかしい装束の太鼓打ちや簓摺(ささらすり)らによる田楽が響きわたるなか、白地の着物に赤だすきの早乙女達による御田植神事や踊り込みなどが行われる。
4歳の誕生日にねだってカメラを買ってもらった。それから60年以上、付かず離れずいつも手元にはカメラがあった。躍動感のある写真が好きで、あちこちの祭りを撮り歩いている。趣味は、カメラ片手に街角を散歩することかな。
毎年6月24日、三重県志摩市磯部の伊雑宮では、勇壮な男たちが大団扇のついた忌竹(いみだけ)を奪い合う竹取神事、古式ゆかしい装束の太鼓打ちや簓摺(ささらすり)らによる田楽が響きわたるなか、白地の着物に赤だすきの早乙女達による御田植神事や踊り込みなどが行われる。
毎年4月16日に直近の日曜日、岐阜県中津川市蛭川の安弘見神社では、杵振り踊りを奉納する。赤青黄の市松模様の臼をかたどった縦長の笠を目深にかぶり、「ソーイソーイ」の掛け声とともに黒と紅に塗り分けられた杵を振りながら五穀豊穣を願って練り歩く。
毎年旧暦の1月17日、名古屋市中村区の七所社では、厄除け、子孫繁栄、天下泰平、五穀豊穣を祈念し、庄内川の中程に竹を立て、後厄の男性がその竹に登り、倒れた方向でその年の吉凶を占う川祭りや、古式行列、境内の本祭りでは、後厄の男たちが祭具で参拝 を叩き厄を祓う。
毎年1月3日、愛知県西尾市の熱池八幡社では、五穀豊穣を祈念し、赤装束の厄男が大根で作った男性のシンボルを下げ「てんてこ てんてこ」と太鼓のお囃子に合わせて腰を振りながら町内を練り歩く。行列が境内に着くと、いくつかの神事の後、厄除けに竹ぼうきで藁灰を勢いよく撒き散らす。
毎年7月15日の夜、三重県津市河芸町一色の八雲神社では、豊漁と平穏無事を祈願して、ふんどし姿の男たちが練りあいながらざるを奪い合う「ざるやぶり神事」が行われる。